ツィッターでのふとした呟きがきっかけで、新しいアイデアが生まれたりします。しずいネット(ShizuiNet)の紹介動画を作ってくださったRadioさんのDAPPNコインのアイデア。歩数コインのSTEPNから連想される、トイレに行って出すとコインがもらえるというものですが、実際に作ってみるとかなり面白いものになりそうな予感がしました。
私の父はパーキンソン病を患っていて、薬の副作用から便秘に注意しないとなりません。手先も不自由ですから、カレンダーに手書きで毎回記録を残すのも大変そうです。水を流すためのトイレのつまみとブロックチェーンを連動させれば、そんな苦労も多少は改善されるのではないかと思いました。
しずいネットは、スイスのdHealthネットワークと連携しています。まだ構想段階ですが、歩数計、体温計、体重計など、さまざまなデバイスから得られる健康情報は、提供する本人にとっても、製薬企業や大学の研究者にとっても、大変貴重なものです。それを、提供者の権利を保ったまま、研究者がアクセスできるようにするブロックチェーン技術。これから大きく発展していくものと思われます。